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美つくりの里・旅するアート2012
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2012年度「美つくりの里・旅するアート」は第10回おかやま県民文化祭地域フェスティバル事業として、岡山県北・勝英地域の4つの会場を9人の美術作家の作品が巡回する展覧会です。ここではアーティストのプロフィールを紹介します。
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Artist File 加納一穂 芸術 / アーティスト
2012 年11 月 6 日(火)

加納一穂 / KAZUHO Kano


湯郷会場:クリスマスツリー〈湯郷地域交流センター屋外〉

勝央会場:Waiting in 勝央〈旧郷土美術館1階第4展示室〉
勝央町の民具が展示されていた第4展示室に、巨大な繭が現出。
いつの時代にもあたりまえにあった「着る」という行為と、今や日常から失われてしまった、衣類を素材から作りだすという行為。道具は形を伝えるがそのままでは思いを伝えない。繭はその思いや記憶を呼び覚ますための形。
大原会場:Waiting in 大原〈旧大原高校体育館〉
体育館にそのまま残されているバスケットボールのゴールネットを編み足して、床まで届かせたり底を塞いだりすることによって、「バスケットボールのゴール」という機能と意味を脱臼させる。それは機能を止めたこの空間においては、あるべき姿、それらがいま求めている姿なのかもしれない。(布仁美とのコラボレーション作品)
奈義会場:風のなる木〈奈義町現代美術館芝生広場〉
「那岐山からの風がすごいと聞き、風を目で見える形で野外展示したいと思いました」>台風が日本列島南海上を通過するとき那岐山南麓に吹く局地的な暴風が広戸風。奈義の人々はこの風とのたたかいを生活の一部としている。
奈義を象徴する自然現象はまさに風であると言えるが、作家はそのような暴風からそよ風まで、 風のさまざまなありようを目に見えるかたちに変えて人々の意識に浮上させる。

PROFILE

岡山県生まれ。岡山県真庭市在住。
1998年馬場きみ先生に師事、「経と緯の会」(東京)に入会して織りを学ぶ。同会主催の隔年の展覧会に出品。
2011年、おかやま県民文化祭「Living in Arts Project 2011」に参加。
現在、真庭市勝山で「ひのき草木染織ギャラリー」を運営。
“kapo products“として染色製品を作る傍ら、織り作品も制作している。
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