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美つくりの里・旅するアート2012
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2012年度「美つくりの里・旅するアート」は第10回おかやま県民文化祭地域フェスティバル事業として、岡山県北・勝英地域の4つの会場を9人の美術作家の作品が巡回する展覧会です。ここではアーティストのプロフィールを紹介します。
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Artist File 高本敦基 芸術
2012 年11 月 6 日(火)

高本敦基 / ATSUKI Takamoto<


湯郷会場:Life in the Fall〈湯郷地域交流センター2Fホール〉
2005年に合併し美作市となる前の、旧美作町の人口と同じ12,788個の洗濯バサミで構成。今回は公開制作として湯郷会場開会後数日間、現場で制作を続けた。

勝央会場:5 Cups〈旧郷土美術館土間〉
1954年に1町4村が合併して出来た勝央町を象徴する5つのコップの水が繋がる。水はもう使われなくなったここの井戸水を使用している。
町村合併で新たにつながった町と村の人々がこの場で勝央町の未来について語りあったことだろう。
場・水・時間。それら変化しながらもつながっているものによって、その歴史をくみ出していく。

大原会場:Life in the fall_4558〈旧大原高校宿直室〉
2004年度、廃校になった大原高等学校。そして合併によって消えた大原町。そのときの人口である4558個の洗濯バサミをつかって構成。
この部屋に泊まった先生たちはどのような思いで生徒と地域を見つめていたのか、教鞭もとっている作家は、そこに思いをはせながら制作した。

奈義会場:Life in the fall_6085〈旧奈義町観光案内所〉
奈義町の人口 6085個の洗濯バサミを使用して制作。 
洗濯バサミは、生活の中のオブジェクトとして選ばれた。
もはや生活さえも瀧の中に落とされているかのようなのっぴきならない日本の現状を、奈義町という舞台において向き合ってみる作品。
「ご鑑賞いただいた皆様も、ぜひ、お家に帰られたら洗濯バサミでアートを作ってみてください。」

作家はほかにも各会場においてモールを素材とした作品をのこしてきた。

PROFILE

広島県生まれ。岡山県真庭市在住。
Nancy国立美術大学大学院(フランス)修了。
現在は真庭市勝山を拠点にセルフ・レジデンス・アーティストとして滞在し、地域社会と生活に根ざした制作、プロジェクトを行っている。
日常的なモノや行動を素材として世界を作り、社会と人間存在の関係性を探求している。
作家HP>/http://takamotoatsuki.jp/
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