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立石先生も本気になった鬼山サロン、平成の「桃太郎伝説」が演じられる！

イベント / 美咲町

2014 年11 月 27 日(木)

11月23日（勤労感謝の日）、久米郡美咲町打穴中老人憩いの家において、第13回鬼山サロンが行われました。
このサロンは、鬼山という山城を活用して地区を元気にしようと打穴中「鬼山ふる里いきいき会（植木哲生会長）が行ったもので、当日は100人以上もの人が一堂に集いました。
岡部初江美咲町副町長のお祝いの言葉に続き勢いをつける銭太鼓で幕が開き、子供たちの歌や老若男女が参加したボールゲーム、またＡＥＤの講習などがありました。
続いて、今日のメインイベントに移り、語りべの会の国米和江さんと玉木陽一さんが平成の桃太郎伝説を語りと紙芝居で演じました。
この桃太郎伝説は、中央町史編集作業中に旧三保村史から立石憲利先生（日本ももたろう連合会会長、岡山民俗学会名誉理事長）が発見したもので、全国3大桃太郎伝説（岡山市・高松市・犬山市）の桃太郎を抜いて一番古いと太鼓判を押してくださったものです。
この話を聞いた美咲町では、現在平成の桃太郎を売り出そうと活気づいていますが、本家本元である当地でも「桃太郎伝説」を手作りで創作し、今日2回目の公演を行いました。
次にステージに立った立石先生から、今日は桃太郎伝説で盛り上がっているようですが桃太郎のお話は地域によりかなり違いがありますと、今まで聞いたこともない桃太郎のお話しをしてくださいました。また、民話に多少でも親しんでいただこうと、お餅のお話を・・・。和尚さんが大好物のお餅を小僧たちがとんちでもって貰って食べるというお話しでしたが、先生の語りにみなさん真剣に耳を傾けていました。
締めくくりは、鬼山サロンに相応しく町内外で活動している鬼山太鼓（玉木正夫会長）の鐘と太鼓の力強い演奏により、みなさん元気をいただいたと思います。
お昼は、早朝から地区の婦人部のみなさんが心を込め作ったお寿司やデザートを会場のみなさんに振る舞い大変喜ばれました。
閉会の挨拶で、小川次雄副会長は全国で一番古い桃太郎伝説とあって大変光栄に思っている。今日を契機に打穴中を活き活きさせるだけでなく、町の元気も打穴中から発信していきたいと話しました。

取材　：　やまもと　　　映像　：　こうもと

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