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久米郡美咲町錦織 興禅寺、風鈴雅楽コンサート |
イベント / 美咲町 |
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風鈴の心地よい音色とシンセサイザーのBGMが共鳴! 8月16日(日)、久米郡美咲町錦織、興禅寺(芝原秀諦住職)客殿にて、風鈴雅楽コンサートが行われました。 このコンサートは、日本各地で演奏活動を続けている世界でただ一人の風鈴演奏家・日向真(ひなたしん・京都市)さんが昨年に続き来寺されたもので、観客50人が風鈴の世界を魅了しました。 お盆が終わったとはいえ、まだまだ暑い午後の日差しの中でしたが、開演と同時に何故かさわやかな風が室内に流れ込みました。 まず、日向さんから江戸風鈴について説明があり、音楽に相応しい風鈴の選び方や選ぶときの苦労話しについて聞きました。 続いて、皆がよく知っている曲「七夕様」を演奏、また風鈴は季節に関係なく心を癒してくれる楽器であると自ら作詞作曲した「美箏雪」、般若心経や南無大師遍照金剛を唱えつつ演奏する「身代わりの仏」や「御霊静の歌」など、弘法大師を背に一心不乱に歌い演奏されました。 途中、日本の童謡「故郷」や「赤とんぼ」の演奏もあり、また小さな風鈴片手に観客全員と合奏するなど演奏者と観客が一体となり、ムードは最長天に達して行きました。 日向さんは、風鈴を奏でるかたわら尺八や日本の琴、シンセサイザーの演奏も一度にこなすなど、その多彩な技術にみなさん圧倒されました。中でも、風鈴の音色とバックに流れるシンセサイザーの音色が共鳴、ある時は風鈴の音色が心地よく、またある時は風鈴の音色が壮快に感じられるコンサートになりました。 終わりに、挨拶に立った松田捷総代長は、さすがプロの演奏家、風鈴の素晴らしさを感じさせられたひと時でしたと話していました。
取 材 : やまもと
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