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第28回三曲佑絲会定期演奏会、岡山県津山市 |
芸術 / イベント |
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尺八・箏・三絃 第28回三曲佑絲会定期演奏会、 平成27年6月7日(日) 13時開演(12時30分開場) ベルフォーレ津山(アルネ津山7階) [入場無料] 主催/ 三曲佑総会 後援/津山市・津山市教育委員会・津山市文化連盟・(公財)津山文化振興財団 問い合わせ先 0868-23-0551 角田帆山 ◆6/7日..当日....詳細
ご 挨 拶 山々の緑が一段と美しさを増し、青葉が目に染みる好季節となりました。 皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、このたび三曲佑総会第28固定期演奏会を、ベルフォーレ津山におきまして開催する運びとなりました。 この演奏会に際しましては、津山市、津山市教育委員会、津山市文化連盟並びに(公財)津山文化振興財団のご後援をいただき、誠にありがたく厚くお礼申し上げます。 私たち会員一同は先人から受け継し、できた日本の伝統音楽のすばらしさを次世代に伝えるべく格調高い音楽文化の創造をめざして、音の輪、人の輪を広げる活動を続けております。どうぞ最後まで、ごゆっくりとご鑑賞くだ、さいますようお願い申し上げます。 三曲佑総会会長片山佑山
プログラム
◆ 1 .月の宴 大月宗明作曲 指 揮 片山佑山 第一箏 片山千鶴子 河島良子 藤本悦代 平井由美子 草苅幹枝 井上美代子 第二箏 藤本幸江 渋谷光子 高田裕心 吉川弘美 長迫裕子 貴島みどり 十七弦 片岡美知子 尺 八 真家喬山 佐桑信山 芦田光山 吉元岐山 片山羚山 馬場篤山 石川州山 今石暁山 和田海山 角南遥山 田中弦山 黒瀬穆山 松下倖山 若田利山 瀬尾伯山 松岡玉山 坂手方山 角田帆山 田野修山 岩崎佑風 新免義仙 北郷佑神 山本佑也 解説 昭和57年8月作曲 青い月の先に静かに包まれるとき、宙天に天女の舞う姿があった。 時の経つのも忘れてしばし見とれていたが、ふと我にかえったとき、天女は一瞬にして消えた・・・この幻想が導くままに、箏二重奏と十七絃に尺八を加えて流暢な音色に託してみた。 そのとき宙天に流れていた曲想に沿うものである。
◆ 2. ことうた〜民謡〜 水野利彦作曲 第一箏 片山千鶴子 長迫裕子 河島良子 藤本悦代 平井由美子 草苅幹枝 井上美代子 第二箏 渋谷光子 高田裕心 片岡美知子 吉川弘美 尺 八 佐桑信山 片山羚山 石川州山 和田海山 角南遥山 田中弦山 黒瀬穆山 新免義仙 解説 平成11年9月編曲 この曲には、よく知られた民謡のうち、こきりこ節 木曽節 北海盆唄 黒田節の4曲がメドレーで織り込んであるので、馴染みのメロディが次々に楽しめる。
◆ 3.本曲瑞光 星出潮山作曲 指 揮 片山佑山 尺八一部 真家喬山 吉元岐山 石川州山 角南遥山 松下倖山 松岡玉山 馬場駅山 新免義仙 尺八二部 佐桑信山 片山羚山 今石暁山 田中弦山 若田利山 坂手方山 岩崎佑風 北郷佑神 尺八三部 芦田光山 馬場篤山 和田海山 黒瀬穆山 瀬尾伯山 田野修山 解説 昭和29年11月作曲 都山流創始六十周年の祝賀に際し、その記念曲として作曲された曲である。 曲想は慶祝と躍進を表すもので、「本曲八千代」の主旋律を変奏風に取り入れたところに特徴がある。
◆ 4. 小川のほとりにて 森岡章作曲 第一箏 藤本幸江 高田裕心 河島良子 平井由美子 草苅幹枝 第二箏 片岡美知子 長迫裕子 貴島みどり 藤本悦代 井上美代子 尺 八 芦田光山 吉元岐山 馬場篤山 今石暁山 角田帆山 岩崎佑風 北郷佑神 山本佑也 解説 さらさらと小川の流れその澄んだ水は昔の思い出を誘う。 緑の風がそよぐ春の目、やわらかい日差しを浴びながら、つくしを摘んだ日のこと、メダカを追った日のこと。 幼い日々のふるさとの情景は何にも代えがたい。 ノスタルジックなメロディーが、懐かしい日々を甦らせるかもしれない。
◆ 5.もののけ姫・いつも何度でも アニメの主題歌 尺 八 石川州山 金田桃果 居相勇佑 池田脩 池田響 葛西颯 中村麻衣 真木千夏 毛利慎 第一箏 吉川弘美 貴島みどり 第二箏 片岡美知子 十七弦 高田裕心 解説 中学3年生6人が、尺八で、アニメ、ノング「もののけ姫・いつも何度でも」で、箏との合奏にチャレンジ。 邦楽を練習している中学生が発表する機会はほとんどないが、今回三曲佑絲会の配慮で箏との合奏が実現した。 尺八は音の出にくいために、若い世代からは敬遠されていて、このように中学生が尺八の稽古を続けている例はあまりみられない。
◆ 6. 春の歳時記 野村正峰作曲 第一箏 渋谷光子 吉川弘美 長迫裕子 河島良子 平井由美子 第二箏 片山千鶴子 片岡美知子 藤本悦代 井上美代子 高田裕心 十七弦 高田裕心 三 弦 藤本幸江 貴島みどり 草苅幹枝 尺 八 真家喬山 芦田光山 吉元岐山 松下倖山 坂手方山 田野修山 馬場駅山 解説 春の詩情を誘う三つの風物詩をテーマにして組曲風にまとめである。 うららかな日差しにきらめく雪解け水は躍動の春を象徴し、目に鮮やかなくれないが香る桃の節句のひな飾りは遠い憧れにつながる。 さらに、さくら咲く春欄漫の光景は限りない希望へと続いていく。(本日は、ひな祭りの部分は演奏しません)
◆ 7.本曲磯の松風 星出潮山作曲 指 揮 片山佑山 尺八一部 今石暁山 角南遥山 黒瀬穆山 若田利山 松岡玉山 角田帆山 尺八二部 和田海山 田中弦山 松下倖山 瀬尾伯山 坂手方山 馬場駅山 解説 昭和25年夏作曲、瀬戸内海の風景はまことに印象深いものがある。 波静かな海辺の景色、群れ舞うカモメ、そして磯辺に戯れる乙女たち。 潮風のまにまには詩情豊かに浜歌も聞こえる。
◆ 8. (昇格者披露曲) 紫の幻想 野村正峰作曲 箏 吉川浩美 尺八 片山羚山 解説 歌詞は万葉集巻ーにみられるこ首。 雄大な万葉の標野(天皇の狩猟用の御料地)に天皇の御一行が駒を進めていく情景や、紫草の咲き乱れる草原に交わされるお二方の温かい心の交流がこの曲の基調になっている。
◆ 9. さむしろ 在原勾当作曲 三絃 藤本幸江 渋谷光子 箏 片山千鶴子 高田裕心 尺八 真家喬山 馬場篤山 解説 「さむしろ」とは、源氏物語の巻名。 恋した人を、あてどもなく待ち続ける女性の切ない心が唄い込まれている。 月日が経つのは何と早いことか。 片思いのまま、私は一人取り残されてしまうのではないだろうか。 コオロギが鳴き音を添えてくれるとは何と哀れな身の上で、あろう。 昔の思い出が偲ばれるばかり・・-。
◆ 終曲. 菊花繚乱 菊重精峰 作曲 第一箏 藤本幸江 渋谷光子 片岡美知子 藤本悦代 第二箏 高田裕心 貴島みどり 平井由美子 井上美代子 十七絃 長迫裕子 三 弦 片山千鶴子 古川弘美 河島良子 草苅幹枝 尺 八 片山佑山 佐桑信山 若田利山 瀬尾伯山 松岡玉山 田野修山 岩崎佑風 新免義仙 北郷佑神 解説 楽しい合奏曲を念頭に作曲された曲である。 高くなった空のもとで、色とりどりのたくさんの菊の花が咲き誇っているさまが描かれている。
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