鍛冶町 【かじまち】
森氏の入封以来、刀鍛冶と鍛治職人が多く住んだ町なので、鍛冶町と称したとされる。 実際、江戸時代を通じて、数多くの刀鍛冶や鍛治職人が住んでいた。 刀鍛冶は、武士の需要を満たすためこの地で作刀し、兼景長右衛門をはじめ、兼景宋左衛門・新五左衛門らの名工を輩出した。
鍛冶町の地図
鍛冶町の町並み
宗道神社 明和六年(一七六九)社地を広げ、表道を設け神門及び鳥居を建てた。鍛冶町並びに住民の鎮守として今日まで崇拝されている。 また、斎藤家四代平井茂一郎藤原兼景が宝暦十一年(一七六一)に奉納した鎗が今も大切に保存されている。
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